外壁塗装の必要性

外壁の塗り直しが必要な理由

外壁塗装

劣化する外壁

外壁の塗装は建築物を劣化から保護するという重大な任務があります。 人間だって建物の中にいれば雨に打たれたり暴風に晒されることはありませんが、屋外に出れば紫外線を浴びたり砂埃にまみれたりして汚れてしまいます。 劣化するとはちょっと違いますが、疲れやすい環境であることには間違いありません。 外壁はそんな厳しい場所で住居を守ってくれるので、何年かしたら汚れだけでなく劣化や風化の心配をしなければなりません。 建物の中に雨が入り込まないようにしてくれたり隙間風を防いでくれる外壁ですが、メンテナンスをしないまま何十年、何百年もそのままでは課せられた役目を果たすことができなくなってしまいます。 自然の驚異から住民を守ってくれる外壁はダメージを何年間もずっと受け続けているので、劣化や損傷をしないわけがありません。 厳しい自然の環境の方が東京や名古屋のような都心部よりも劣化しやすいでしょう。 そのままではやがて家屋を守れなくなるので、定期的に外壁塗装工事をして性能を維持してやらなければ建物自体の寿命が短くなってしまいます。

防水性

外壁が雨から守ってくれなければ雨の降る日家の中は水浸しになってしまいます。 6月なんかは福岡でも兵庫でも名古屋でも3日に1回雨を浴びながら寝室で就寝することになり、これではどんなに美しい歌声の子守唄を聴きながらでも、 マニフレックス社のマットレスを使っても、ぐっすり安眠することはほぼ不可能です。 音楽学校に通う生徒を派遣してもらいジャズの生演奏してもらいながら晩酌しても、深い眠りにつくことは残念ながらできそうもありません。 外壁(外壁塗装)に求められる性能のひとつに防水があるのですが、これは無条件で永久に効果を発揮し続けることは一般的な住宅ではほぼありえません。 塗装が剥がれたり壁にヒビがはいったりして、そのうち屋根や壁から染みてくるように経年劣化をすることが考えられるからで、そうなると家の内部も劣化が侵食します。 それを防ぐには外壁の補修、外壁塗装工事をするしかなく、防水塗装で建物内に雨水が進入しないよう対策しなければ建物全体を守れないのです。 言い換えれば外壁塗装は雨から建造物をガードしてくれるのです。

建物の強度

外壁塗装はペンキを塗ることだと思っているかもしれませんが、それほど単純なものではないので舐めてはいけません。 ペンキ塗りなおして色鮮やかになったね、だけが効果ではないのです。 塗装時には下地処理も行うので、外壁にひび割れがあれば補修しますし破損していたり剥がれている箇所があればそこも修繕します。 ただ塗るだけでなく外壁全体をメンテナンスする、これが真の外壁塗装の目的です。 なので見た目が良くなる効果以外に、劣化で強度が落ちてしまった箇所も元通りの強度に復活させられますし、耐久力も工事前よりアップします。 雨水が染み込んで内部から劣化することも防げますし、たかが塗装と考えて手抜きをしてはいけません。 雨水の浸入を防ぐことで外壁の強度をそのまま保つ、これはとても重要なことなのです。 内部から腐ってしまってたら気付かないうちに強度が落ちてしまい、台風や地震などの天災時に惨事が起こってしまう可能性もあるので、油断大敵です。